フランス発祥のエステ:アロマテラピー

アロマテラピーは、 植物から取り出した精油(エッセンス)を用いて心身の健康やリラクゼーションに役立てる療法です。

フランスのプロバンス地方において、香料を研究していたガットフォセ博士が精油の効果に注目し、
医療で用いることができないかを研究して「芳香療法(Aromatherapy)」という本にまとめました。

バルネ博士は実際に医療の場で精油を活用し、成果を上げました。そういった背景を踏まえ、
フランスでは医療において精油の内服などが行われています。
ガットフォセ博士の教えを受けたモーリー女史は、美容に用いる方法としてアロマテラピーを研究し、
イギリスに伝えました。

イギリスでは、心身のリラクゼーションなどに活用するアロマテラピーが盛んに行われています。
アロマテラピーは単独でも行われますが、エステの現場では他の技法と合わせて用いられることが少なくありません。

精油を用いてマッサージやミストを行ったり、精油ではありませんが、
施術後の水分補給としてハーブティを提供したりするなど、香りの効果を活用しています。

香りのある植物の利用は、古代より行われています。エジプトでは乳香(フランキンセンス)などが使われ、
イスラム圏では芳香成分の抽出方法が生み出されました。フランスでは宮廷文化が華やかな時代から香水が愛好されてきました。

フランスのプロバンス地方・グラースはラベンダーをはじめとした香料の世界的産地の一つです。
香水はいわば嗜好品と言うべき位置づけですが、20世紀に入って精油は健康や美容に役立つ物として発展を遂げたとも言えるでしょう。